
鍼灸師をめざすには国家資格取得する必要があります。進学最有力候補としては大学も挙げられますが、鍼灸師として将来活動することまで視野に入れるなら鍼灸専門学校がオススメです。
大学と専門学校の最大の違いは学びの目的です。大学は基本的に学問を学ぶための施設であり、鍼灸に関してもきちんと学んで国家試験を突破することを目標に授業が行われます。それに対し専門学校では国家試験合格を第一目標にするのは同じですがそれ以外にも接客する上で求められる技術や鍼灸師として働く上で求められる基礎知識、手厚い就職あっせんなどより実践的なカリキュラムが組まれています。
将来鍼灸師として働くことを目標にする人にとって嬉しいのがアルバイトサポート制度です。多くの専門学校では鍼灸師をめざす学生に対して鍼灸院や治療院でのアルバイトを積極的に紹介しています。働きながら鍼灸師の仕事を体験できる貴重な機会が得られるので、卒業後は十分な経験を積んだ上で鍼灸師としてスタートできます。
学問的に充実した大学も魅力的ですが、社会にでるための準備として充実しているのは鍼灸専門学校です。全くの素人でもカリキュラムを真面目に履修しきちんと学べば確かな技術が身につくのも鍼灸専門学校の魅力です。